ゲーム企画書を書く時に注意したい3つの事

こんにちは。Dontです。

前回から開始したこのブログですが早速書くネタが無くなってしまいました。
なにせ同人ゲームの進捗は私の仕様書待ちという状態なので公開できるような情報は何も無いのです。


そこでせっかくなのでゲームを制作する過程を解説を交えながら記事にしてお茶を濁そうと思います。

 

第一回目はこれが無くちゃ始まらない。

企画書です。

 

 

企画書は提案書
そもそも企画書は何故必要なのでしょうか?
多くの場合企画書とは「このゲーム作ったら儲かるから金(予算)くれ!」という提案を会社、ないしは銀行等の融資先に提案するための資料です。
その他に外部協力会社への説明のための企画書や広報媒体に対しての企画書などがありますが今回は一番オーソドックスな予算くれ企画書のお話を
しようと思います。

 

企画書の構成
企画書を作るにあたって必要な項目は多々ありますが私は「最終的に意図が伝わって予算が貰えればOK」と考えているので必ずこの構成で!というようなテンプレートを持ちあわせていません。それでも最低限絶対に入れなければならないのは

コンセプト

ゲーム概要

企画概要

この3つです。異次元殺法でこの項目無しで「何故このゲームが売れるのか」を説明できるプランナーさんがいればそれは天才か変態です。


実践・ポイント1 文字を読んでくれると思うな!

基本的に企画書を読む側の人は説明を熱心に聞く気はありません。


説明を聞く前に企画書にバーっと目を通し大体の概要を把握して興味を持ったらちょっと話を聞いてくれます。

 

問題はこのバーっとというところで本当に斜め読みなので文章が長かったりすると見る気が起きない、マトモに話を聞く気にもならない。

 

企画内容の良し悪し以前の問題です。

いかにワードを少なく簡潔に伝えるかが重要です。

 

良いお手本として電車の中吊り広告があります。あれくらいのテンポ感で読めるのがベストだと思います。

 

実践・ポイント2  企画のウリをアピール!

企画の骨子になる部分はゲームシステムだったりマーケティングだったりキャラだったりして異なりますが「これがあるからこのゲームは儲かるんです!」と言える部分が必ずあると思います。と言うか無ければ企画自体見直した方が良いです。

 

今回の企画だとディープな声ヲタにアピールして売ります!が骨子です。

 

まぁ同人なのでマーケティングやら販売戦略は無視して自分の作りたい物を作っているので説得力は正直薄いですね。

 

実践・ポイント3  ツッコミに備えてシャドートーキング!

お金を出す方も斜め読みとは言え真剣です。

企画に対しての投資は慎重にならざるを得ません。

当然不明瞭な点や不安な点はツッコミが入ります。そこで想定される質問とそれに対する答えを必ず用意しましょう。論破されたらそこで試合終了、KO負けです。

 

以下、今回の企画のサンプル企画書です。本来はゲーム内容をもう少し詳細に描いたり

手間暇かけてブラッシュアップしますがサンプルですので簡易的なものになります。

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